最初の例は進行形と完了形。標準語では、進行形の”He was running.” は「彼は走っていた」、完了形の”He had injured.” は「彼は傷ついていた」と、同じ「していた」(現在形なら「している」)を使って表現される。我々は無意識に使っているけれど、「〜している」が付く動詞によって、進行形の意味になったり、完了の意味になったりしている。ところが、単語によっては両方の意味になり得るものもあって、例えば、「桜の花が散っている」は、「花が散りつつある」という進行の意味にも、「地面に桜が散って落ちている」の完了の意味にも解釈できてしまう。ところが、西日本の方言ではこれらを区別できることが多い。例えば宇和島方言では、進行形は「シヨル」、完了は「シトル」と別の表現になっていて、「桜の花が散りよる」と「桜の花が散っとる」と自然に進行形と完了形を区別できる。このように区別のできる文法を持つ言語は、英語も含めて一般的で、区別のできない日本語の標準語はむしろ特殊だそうだ。
ビデオ会議用のカメラは、はじめはMacのものを使っていたのですが、会議のときに常に横を向いているのは疲れるので、webcamが必要だなと思い始めました。会議の時にビデオの画質がよい同僚に何を使っているか聞いたら、Sonyの古いデジカメをCam Linkというhdmi to USB converterに繋いでいるということで真似してみました。カメラは使われずに眠っていたSonyのRX100 M3を使っています。RX100は、hdmi出力にしていてもタイムアウトしないし、本体も熱くならなくて、webcam化に向いているデジカメでした。三脚はベルボンのSherpa 445というのを買いました。ちなみに、Cam LinkはモニタのUSB hub経由だと動作しなかったので、macに直接繋いでいます。ケーブルが2本になってしまってちょっと残念。