北陸七日間食べ歩き (5, 6, 7日目)

5日目は、福井を観光しました。午前中に東尋坊でポケモンgoをやって、昼ごはんは、福井市のヨーロッパ軒本店で元祖(?)ソースカツ丼です。

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その後、永平寺と白山神社を参拝しました。永平寺は、山の中の禅寺というイメージだったのですが、実際はかなり大規模なお寺であんまりワビサビ感はなかったです。白山平泉寺は、司馬遼太郎の「街道をゆく 越前の諸道」に出てきたので、行ってみたかった神社です。きれいな参道でした。

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夜ごはんは、再び富山市に戻り(さすがにちょっと遠かった…)、ひまわり食堂というイタリア料理屋さんです。8000円のコースを頼んでおいたのですが、安定したクオリティでした。特にパクチーを使ったパスタは美味しかったです。が、やっぱりメインの肉は飛び抜けて美味しかったです。アラカルトで注文できるので、お腹を空かせていって、複数のお肉を食べるとかもありかもです。

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6日目は、五箇山と白川郷に行きました。白川郷は、平日でしたがものすごい観光客の数でした。落人という合掌造りの建物を使ったカフェでコーヒーをいただいたのですが、日本人の客は我々だけでした。

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白川郷に比べると、五箇村はずっと小さな集落で、観光客の数もずっと少ないのでこちらもよいかもしれません。ただ、五箇村も合掌造りの建物は、大家族制度があって何十人も住むように作られた白川郷のものに比べるとサイズが小さいです。

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旅行最後の夜ごはんは、富山県で食べログ第2位の鮨人さんです。鮨人の大将はかなりポジティブ系でした。マグロの仕入れは石川のめくみさんと同じらしく、ここでも豊洲市場初日の一番のマグロが出てきました。スペシャリテの、のどぐろの串焼きを満寿泉の古酒と合わせたのもよかったです。デザートがモナカアイスなのですが、アイスが美味しいなぁと思ったら、これもマルガージェラートが使われているみたいです。

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7日目、最終日の昼ごはんを、氷見のラーメンで締めることにしました。貧瞋癡(とんじんち)というお店で、夜はワインビストロのお店ですが、昼間は夜に評判だったラーメンを出しています。食べログのラーメン100名店WESTに選ばれていて、ミシュランのビブグルマンも取っています。食べたのは煮干しラーメンで、きれいな味の煮干しスープがよかったです。トッピングも写真に映ってないのですが、チャーシューが自家製ハムのような脂の少ないチャーシューで美味しかったです。氷見の街は閑散としているのですが、このお店の前だけ行列ができています。

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氷見は藤子不二雄(A)氏の出身地で、街中で漫画のキャラクターが見られます。

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せっかくだったので、帰りに高岡市に寄って、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーも見てきました。

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おしまい。

北陸七日間食べ歩き (3, 4日目)

北陸食べ歩き旅行の続きです。

3日目は、能登半島に千枚田を見に行く日でした。富山を出発して北上します。途中、高岡市に寄って、高岡大仏と瑞龍寺を拝観しました(ちなみに、無計画旅行なので、高岡には7日目にも再び来ました)。瑞龍寺では、パックンマックンが撮影をしていて、JALの機内放送で流れている番組っぽいなぁと思って撮影のスタッフさんに聞いたらその通りでした。あーやっぱり、と言ったらスタッフの女性は、10年間やってて初めて知っている人に会ったと言って喜んでました。ほんとか?

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昼ごはんは更に北上して、七尾で回転寿司を食べました。夢市というお店です。七尾は、すし処めくみの大将が魚を仕入れに毎日通っている港なので、敬意を表して回転寿司を食べてみました。1500円くらいのお鮨でしたが、ほとんどが七尾の港にあがった魚で美味しかったです。こういうお鮨もいいものです。

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そして、能登町で行ったのがマルガージェラート。ここのジェラートは最高に美味しかったです。ジェラートの大会で世界一になったことのある方のお店の本店が山の中にあります。あまりにも美味しかったので、次の日に別の店舗にまた行って、更にカップのジェラートをお土産で買いました。このジェラートを知ったのが、今回の旅行の最大の収穫かも。

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最後は、この日の目的の千枚田です。この時期、稲の刈り入れが終わっているので、明るいうちはあまりパッとしないのですが、その代わりイルミネーションがあります。日の入りから10分くらいするとライトがついて、日が完全に沈むのを待っているとLEDの光がよく見えるようになります。待ってる時間がちょっとダルいですが、なかなか。

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夕食は、お宿たなかという旅館の夕食です。この宿は至る所に漆を使っていて傷つけないようにとちょっと緊張しますが、食事の器がすべて輪島塗で素敵でした。漆の器がちょっと欲しくなって、次の日、輪島塗のお店にいって6万円のコーヒカップを買おうかちょっと迷いましたが、やめました。あぶない。

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次の日、4日目は、石川県食べログ第2位のお店のある、小松市へ移動です。輪島の朝市を見たあと、途中、総持寺(祖院)と妙成寺を参拝しました。なんで寺に沢山行ってるかというと、10年ぶりくらいに御朱印帳を持ってきたからです。ちなみに、左の総持寺の御朱印は、外国人のお坊さんが書いて下さったものです。

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このあとは、巌門洞窟を見たあと、マルガージェラートを再び食べて、小松市到着です。

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夕食は、石川県食べログ第2位のSHOKUDO YArnさんです。ほとんど事前知識なしに行ったのですが、ここは和食とイタリアンのhybridのような料理でした。ネタバレになるので、メニューはシェアできないのですが、沢山出る料理一つ一つに驚きと楽しみがあるように工夫されていて、長いコースでも全く飽きませんでした。お酒は、お皿に合うものをとお願いすると、シェフのおすすめをグラスでくれるので沢山飲めます。更に、ロイヤルブルーティーが何種類もおいてあるので、お酒が飲めない人も楽しめてよいです。

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ちなみに、下のボールペンは、初日にめくみさんに行ったとシェフに話したらくれた、謎のコラボペンです。店の名前が逆になったボールペンがめくみさんにあるらしく、先にYArnに来て、このコースターをめくみさんに見せると、逆バージョンのペンがもらえるそうです。謎システム。

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北陸七日間食べ歩き (1, 2日目)

9月のはじめころにポケットコンシェルジュを眺めていたら、一度行ってみたかった石川県の「めくみ」というお鮨屋さんの席が空いていたので、とりあえず予約をしました。当初は、一泊二日で鮨を食べて帰ろうかと思っていのですが、ちょっと調べると他の良いお店の予約ができそうだったので、一週間休みを取って北陸旅行をしてみることにしてみました。

東京から金沢まで、北陸新幹線かがやき号を使えば2時間半弱。京都に行くくらいの時間なんですね。

「すし処めくみ」さんは、NHKのノーナレというドキュメンタリーで取り上げられたお店で、現時点で石川県の食べログ1位です。金沢駅からタクシーで20分くらい、隣町の野々市市の住宅街にあるお店です。お鮨はもちろん美味しいのですが、大将のぼやきを聞くのが楽しいです。この日は、豊洲市場の初競りで一番高かったマグロの下カマがあったのですが、それについてもいろいろぼやいてました。魚の質が下がってきて地物だけではコースが成り立たないと言っていました。あと、お鮨屋さんでは初めて見たのですが、ティーペアリングがあります。目の前でハリオのティードリッパーを使って、何種類かのお茶を、鮨に合わせて入れてくれます。脂の多い魚には、日本の緑茶より台湾烏龍茶の方がスッキリしてよかったです。他のお鮨屋さんも真似すればいいのに。

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二日目は、富山に移動しました。黒部ダムの放水の最終日だったのと、富山で食べログ一位のレヴォというお店がこの日しか予約できなかったからです。

レンタカーで、金沢から富山県の立山駅まで移動して、そこから、ケーブルカー、バス、トローリーバス、ロープウェイを乗り継いで、黒部ダムまで行きます。全く調べずに来てしまったのですが、黒部ダムは長野から行った方が圧倒的に近かったです。立山駅からだと、移動に片道2時間以上かかるので、往復すると一日仕事です。長野から入って立山駅に抜けるというのが、多分正解でした。

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夜は、リバーリトリート雅樂倶というホテルに入っている、レヴォという富山県の食べログ一位のフレンチレストランです。地元の食材を使ったフレンチということなのですが、どのお皿もかなり美味しかったです。ここ一年くらいで行ったフレンチでは一番おいしかったかも。お酒のペアリングもよかったです。ワインだけじゃなく、ぬる燗の日本酒やウィスキーも出ます。2種類のデザートにも、それぞれお酒をペアリングされて、個人的には満足度が高かったです。

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リバーリトリート雅樂倶は、快適なホテルでした。朝ごはんは予約した時間にあわせて土鍋でご飯を炊いておいてくれます。ちなみに、このホテルは新館と旧館があって、新館は建築家の内藤廣氏の設計です。旧館は茶室だけが内藤氏の設計で、それをオーナーが大変気に入って、新館はすべて内藤氏に依頼したそうです。今回の部屋は旧館だったので、次回は新館に泊まりたいですね。

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今度こそ白木屋のねこ柳のまな板を買った

ねこ柳と間違えて普通の柳のまな板を買ってしまってから早一年、ふと白木屋さんのRakutenショップを見たら、ねこ柳のまな板が入荷していました。流石にまな板が2つあっても仕方ないと思ったので、小さいサイズを買ってみました。

今回買ったのは30cm×18cmで、もともとあった大きい方は42cm×26cmです。

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ねこ柳と柳の木の質はどれ位違うかというのが気になるところですが、正直よくわかりません。ねこ柳の方がすべすべしてる気がしますが、これは単に新品だからなだけかも。

それより重要なのがサイズ。うちにはプラスチックのまな板もあって、気づくとプラスチックの方を使っている多くて、木のまな板の出番が少なかったのです。乾燥機が使えるプラスチックをつい使ってしまうんだろうなと思っていたのですが、実は大きい木のまな板が重いから手が遠のいていたというのが本当のところだったようです。小さいまな板は片手で軽く持てるので取り出すのも洗うのも簡単です。

ちょっとお高めですが、一年越しのまな板欲が解消されて満足です。