今度こそ白木屋のねこ柳のまな板を買った

ねこ柳と間違えて普通の柳のまな板を買ってしまってから早一年、ふと白木屋さんのRakutenショップを見たら、ねこ柳のまな板が入荷していました。流石にまな板が2つあっても仕方ないと思ったので、小さいサイズを買ってみました。

今回買ったのは30cm×18cmで、もともとあった大きい方は42cm×26cmです。

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ねこ柳と柳の木の質はどれ位違うかというのが気になるところですが、正直よくわかりません。ねこ柳の方がすべすべしてる気がしますが、これは単に新品だからなだけかも。

それより重要なのがサイズ。うちにはプラスチックのまな板もあって、気づくとプラスチックの方を使っている多くて、木のまな板の出番が少なかったのです。乾燥機が使えるプラスチックをつい使ってしまうんだろうなと思っていたのですが、実は大きい木のまな板が重いから手が遠のいていたというのが本当のところだったようです。小さいまな板は片手で軽く持てるので取り出すのも洗うのも簡単です。

ちょっとお高めですが、一年越しのまな板欲が解消されて満足です。

9月に食べたもの

2018年9月に食べたものの記録です。

鮨處やまだ@銀座 (tabelog) – 有楽町駅と新橋駅のちょうど真ん中の線路沿いのビルの3階にある、カウンターのみの小さなお店。おまかせコース(ツマミなしで鮨のみ)が1万円の、銀座というより、中央線沿いの鮨屋のような雰囲気のお店でした。おまかせコースが終わったあと、一回だけ、数を指定して追加の注文ができる(謎)システムです。写真は、追加の最後に出てきた雲丹です。

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sio@代々木上原 (tabelog) – モダン系のフレンチ。店内の内装も今風のスタイルで、料理は一皿一皿に驚き、楽しさがありました。ノンワインペアリングがあるのですが、お茶をベースにした甘くないドリンクで、ワインペアリングのワインと似たような雰囲気に合わせてくれるので、2つのコースを比べて飲むと楽しいです。

リストランテ濱崎@南青山 (tabelog) – 超有名イタリアンレストランで、20年くらいずっと行きたいなぁと思っていたのですが、今回初めて行きました。濱崎シェフが全テーブルにコースの説明をしに来てくれるし、サービスの方たちもフレンドリーでした。客層は高めで、皆さん10年20年通っているのではないか(と想像しました)。食器は、ロイヤルコペンハーゲン本社で絵付けをしていた石井逸郎さんに特別に作ってもらってるそうで、とても美しかったです。料理はもちろん美味しかったです。

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鮨麻葉@西麻布 (tabelog) – 星条旗通りにあるお鮨屋さん。シャリは赤酢で、魚は熟成させてたりしてると思います。すし匠系ではないですが、おつまみと鮨がミックスされて出てきます。ここ数年通っているお店で、客層が良いので居心地がよいです。居心地が良すぎて大将とお店で朝の3時まで飲んでいたりしたこともありますが、最近は飲みすぎないようにしています。

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新しい世界の見方 -「Factfulness (ファクトフルネス)」

この本は、世界に関する知識の12個の三択クイズから始まる。例えば次のようなものだ。

Q1: 全世界の平均余命は?

  • A: 50年
  • B: 60年
  • C: 70年

Q2: 世界の1歳児のうち、何らかのワクチン接種を受けたことのある子供の割合は?

  • A: 20%
  • B: 50%
  • C: 80%

Q3: 現在30歳男性の就学年数は、全世界の平均で10年である。女性の平均就学年数は?

  • A: 9年
  • B: 6年
  • C: 3年

(ネタバレの答えは最後に載せました。ちなみに僕は上の問題すべて間違えました。)

著者はこのクイズを様々なグループ、学生から社会人、異なる職業、様々な国で出題してきたが、どのグループの正答率も33%より低かったという。つまり、ランダムに選ぶ(著者はこれをチンパンジーのレベルと呼んでいる)より正答率が低かったことになる。世界のリーダーが集まるダボス会議の出席者ですら、チンパンジー以下の正答率だったらしい。

正答率がランダムより低いのは、我々が無知なのではなくて、間違ったことを憶えているからだと著者は主張する。そして、なぜそのようなことが起こるのかを10個の理由を上げて説明する。興味がある人は本書を読んでもらいたいが、基本的には、我々が何十年も前の古い世界に関する知識とイメージを更新せずに持ち続けていることが原因だという。マイケルジャクソンが we are the world を歌っていたころの、栄養失調でお腹が膨れた子供を黒柳徹子が抱っこしていた、あのアフリカのイメージ。世界はそれから、ゆっくりではあるけれど確実に良い方向に変わってきているのだが、我々がその事実を受け入れないままでいる。

ちなみに、本書で紹介されている世界の「事実」に関して、個人的に最も驚いたのは、人口増加に関してだった。人口増加は永遠には続かない。すでに人口増加のスピードは落ち始めている。国連の予測では、世界の人口は2100年ごろに100億人から120億人の間で一定となる。この予測は確からしく、実際、現時点で既に子供の数は世界的に増えていない。女性1人当たりの子供の数は、1965年に5人だったのが2017年現在で 2.5 人まで低下し、今後もさらなる低下が予測されている。本当に低下するのか、貧しい国では子供が沢山いるじゃないか、と思うかもしれないが、家族あたりの子供の数を調べると、確かに下位10%の貧しい家族の平均の子供の数は5人なのだが、上位90%の家族の平均の子供の数は2人なのだ。この上位90%には、インドや南米、中東の国々も入っている。これは我々の多くが想像するインドとはかなり異なるのではないだろうか。

とても面白い本なので、日本語訳がでるとよいなと思う。

上のクイズの答えは、C – C – A です。

(追記) 2019年1月に日本語訳がでたようです!

8月に食べたもの

今月食べたものの記録です。

VIA Brianza@麻布十番 (tabelog) – 麻布十番のイタリアン。コースの設定が4000円からとリーズナブルな価格設定のお店。6300円のおまかせコースをいただきましたが、どのお皿も安定して美味しかったです。

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焼き鳥山もと@三鷹 (tabelog) – 三鷹駅北口にある焼き鳥屋。おすすめ7本コースが1300円という、三鷹価格です。日本酒がたくさんあって、メニューにはお燗の温度ごとのおすすめのお酒が載っていたり、長期間開栓したお酒があったりします。禁煙。

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祥瑞@六本木 (tabelog) – ミッドタウン近くのワインとお肉のお店。最初にテーブルに牛肉の塊を何種類か持ってきてくれるので、種類とサイズで好きなものを選んで、あとは、適当なサイドディッシュを選ぶ感じです。

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ボッテガ@広尾 (tabelog) – 広尾の商店街から一本入った小道の地下にあるイタリアン。2017年オープンでミシュラン一つ星ですが、カウンターがメインのカジュアルなお店でした。アラカルトで頼めて、値段も比較的リーズナブルです。20:30以降の時間なら予約も取りやすめ。

とんかつ岩松@仙台 (tabelog) – 仙台にお酒を飲みに行きました。huluの「渡部の歩き方」という番組で紹介されていた居酒屋さん。牛タンから海鮮までメニューは豊富でどれも美味しかったですが、やっぱり締めに食べたとんかつが一番美味しかった気がします。その後、バーを2軒ハシゴして帰りました (カワゴエカナモリ)。

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おしまい。

仮説検証の美しさ – 「右利きのヘビ仮説 追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化」

この本を読むまで知らなかったのだけれど、カタツムリには殻が右巻きのものと左巻きのものがいるらしい。さらに言うと、世の中には、右巻きのものが圧倒的に多いらしい。何故偏っているかというと、同じ方向のカタツムリ同士の方が交尾が容易だから。ここまでが前提で、この本の主題は、なぜすべてのカタツムリが右巻きになってしまわず、不利なはずの左巻きのカタツムリが一定の割合存在するのか。この本は、この疑問に取り組んだ若い研究者のお話。

実は、タイトルにあるとおり、「答え」は、カタツムリを食べるヘビ(セダカヘビ)が、右巻きを食べるのに特化して進化したために、左巻きであることが逆に生存に有利になるから、というもの。この本の面白さは、いかにその仮説を科学的に証明していくかというディテールにある。著者が捕食者のヘビと共進化をしたのではないかという発想を得たのは大学の学部生のときだが、その後実に8年近く(修士・博士課程とポスドクの3年間)をこの問題の証明に費やしている。

例えば、野生のセダカヘビと捕まえたとして、その個体が右巻きのカタツムリを食べたか左巻きを食べたかは、どうやったら知ることができるか?このヘビは殻は食べないので、お腹の中に殻は残っていないし、そもそも貴重なヘビのお腹を割いてしまうのは避けたい。ネタバレをしてしまうと、ヘビの糞の中にカタツムリの歯(のようなもの)が消化されずに残っていて、それの表面構造はカタツムリの種類ごとに特徴がある。電子顕微鏡で糞に残された歯を調べることで、そのヘビが右巻きのみしかいない種類のカタツムリを食べたことが示せるのだった。この例に限らず、実際に手を動かした研究者だから書けるエピソードの集まりで、ディテール好きにはたまらない。

この本は、「フィールドの生物学」というシリーズの一冊なのだけれど、このシリーズは素晴らしくて、30代半ばから40代前半の生物学の若手研究者が、学生時代から研究者としてひとり立ちするまでの過程を自伝的に綴ったものが多い。自分が高校生、大学生で進路に迷っていたら、こういう本を読みたかっただろうなと思う。

7月に食べたもの

2018/07に食べに行ったお店のメモ。

羊SUNRISE: https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13202705/

麻布十番の小さなビルの3Fにある、ジンギスカン屋さんです。国産のチルドの羊肉が食べれるお店です。ラムとマトンの間の生後12~24ヵ月のホゲット肉を食べることができます。カウンターで店員さんが焼いてくれるスタイルで、羊の薀蓄も聞けます。

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セララバアド: https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13176914/

代々木上原の住宅地にある、マンダリンホテルのタパスモラキュラーバーで料理長だった方が開いたレストラン。ずっと行ってみたかったけど、やっと行けました。タパスモレキュラーバーに比べると「普通」の料理です。ストーリーに沿って料理が出てきて、お皿に合わせて音楽も変わります。一回行ったことがある人は、その後は電話で予約しやすくなるみたいです。

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Ode (オード): https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13213368/

広尾に去年オープンしたフレンチ。大きなカウンターがあるグレーを基調にした綺麗なお店でした。料理は少量でお皿がたくさん、見ても楽しい今っぽいスタイルでした。シェフの方もフレンドリーで過ごしやすかったです。

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トルナヴェント: https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13022053/

西麻布のイタリア料理。アラカルトで注文できる、最近意外と少ないタイプのお店。一品3000円くらいで、2人用に取り分けてくれるので、リーズナブルな感じです。パスタが手打ちで美味しかったです。(写真は撮り忘れました)

九州(福岡、大分、熊本)で食べたもの

5泊6日で九州の3県を旅行してきました。食べたものの記録です。ちなみに九州行ったの初めてだったので、基本tablog頼りです。

午前中の飛行機で福岡について、そのまま太宰府に行きました。お昼ご飯は蘭館という喫茶店です (太宰府でtablog 2位 ^^)。禁煙で良い喫茶店でした。

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夜は予約しておいた、鮨 安吉 (tabelog)。若い大将とサーブの女性だけでやってる、カウンター7席程度の小さいお店でした。お鮨もよかったですが、器がきれいだったのが気に入りました。近くにあったら通いたいタイプのお店です(写真撮影禁止なのもよかった)。予約は一ヶ月前の昼12:00から開始です。

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2日目は、由布院に向かいました。昼ごはんは小鹿田焼の窯元を見に行ったついでに、日田市の豆田町によって、日田まぶし千屋 (tabelog) というお店でひつまぶしを食べました。日田市でtabelog一位だったので。普通に美味しかったです。

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由布院では、亀の井別荘のカフェでお茶をしました。いい雰囲気でした。次回はここに泊まってみたい。

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夕飯は、玉の湯さんという宿のご飯です。昔から気になっていた、土楽の土鍋が使われてたのでテンション上がりました。夕食後散歩したらホタルが見えました。

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3日目は、別府を観光しました。昼ごはんは、別府冷麺というものを別府冷麺発祥の店という胡月 (tabelog)で食べました。これはかなり変わった食べ物です…

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Othello Specialty Coffee Roaster (tabelog)というお店でコーヒーを飲んだのですが、特に期待せずに入ったら、とても好みのコーヒーでよかったです。

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夜は別府の明礬(みょうばん)温泉というところの旅館のご飯です。鯛のお頭の地獄蒸し(温泉で蒸すせいろ蒸し)とか、関あじとかいろいろ出てきました。お腹いっぱい。

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4日目は、阿蘇を通って熊本市へ行きました。夜ご飯は、むつ五郎 (tabelog) という、馬肉のお店に行きました。ここは数少ない禁煙の馬肉屋さんです。3人以上でないと予約できないので、開店前行って並びました。平日だったからか、入店時にはまだ席に余裕がある感じでした。お腹がいっぱいで、看板の馬肉のヒレステーキというのが食べられなかったのですが、何を食べても美味しかったです。馬刺しも、串焼きも、お鮨も、馬汁も。写真はレバ刺しです。

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5日目は、(前日雨だったので) 再び阿蘇山へ行き、福岡に戻りました。

昼ごはんは、いまきん食堂 (tablog)の赤肉丼を食べました (tabelog阿蘇市一位だったので ^^)。昼12:30頃に行ったらすごい行列でしたが、お店の人のさばきが良いので、近所をぶらぶらして待っていたらすぐ入れました。馬も美味しいけど、牛もよいですね。

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その後、阿蘇神社近くのTien Tien (tabelog) というカフェでお茶をしました。ここは、昔の女学校の建物を再利用したお店で、オシャレ度が高いです。お店の人も良い感じ。

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最後の夜は、福岡市のtabelog一位の、鮨さかいです (tabelog)。大きめのお店 (カウンター12席) で、表に出てくるだけでも3人くらいお弟子さんがいました。お客さんに楽しんでもらおうとう感じが出てるので、人気が出るのもわかるなぁというお店でした。写真は車海老で、見事な連携プレーで熱々の握りを出してくれます。さすがに美味しいお店でした。

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というわけで、6日間で、1.5 kgくらい太りました。おしまい。

香港で食べたもの

ゴールデンウィークに香港に行ってきました。3泊4日。国内旅行は混んでそうでいやだなと、直前に決めて行ったので、ホテルとごはんの予約だけして行きました。香港だから広東料理を食べようと、ミシュランの星が付いてるレストランを予約できるか、泊まったホテルのコンシェルジュにメールで問い合わせたら、三つ星を2軒予約してくれました。オンラインで見たときは空いてなさそうだったので、オンラインには出さない枠がある気がします。

初日は午後に着いて、これも予約しておいたシャングリラホテルのアフタヌーンティーを食べました。休日ということもあってか、アフタヌーンティーは長蛇の列になっていて、予約しておいてよかったという感じです。味は、まぁふつうでした。。

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初日はこの後ホテルの近くのApple Storeに買い物に行って、あまりの暑さに疲れて12時間寝てしまい、終了しました。

二日目は、気を取り直して、ブランチにお粥を食べに行きました。羅富記粥麺専家というお店。お粥が美味しかったです ^^

あとは、エッグタルトをたべたり、喫茶店で休んだり。

夜は、T’ang Courtという広東料理レストランでした。ワインペアリングにしたのですが、一杯をたっぷり注いでくれるので、かなり酔っ払いました。

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三日目は、ホテルの点心体験コースに参加しました。点心作りも楽しいのですが、作った点心を蒸している間に、シャングリラホテルのキッチンを見学させてくれるのが良かったです。多分、これが今回の旅行のハイライト。

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広々とした厨房。大きな中華鍋が6つくらい並んで、忙しいときには6人のシェフが同時に鍋を振るうらしい。

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豚とか鴨とかが吊るされてました。

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鶏のスープをとってる寸胴鍋。

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吊るされた巨大な魚。

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魚介類の入荷状況(?)

大量に作った点心を食べてお腹が一杯になってしまったので、昼食は午後の4時頃に食べました。モールの中にある池記という、雲呑麺のお店。

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最後の夜ごはんは、龍景軒というお店でした。テイスティングメニューが2種類あって、折角だからと高い方を選んだら、とにかくお腹いっぱい。たぶん昼食をもうちょっと早く食べるべきでした。。

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5月の香港は湿度が高くて暑いです。移動には、積極的にタクシーを使いましょう。おしまい。

 

インドで食べたもの(デリー編)

前回の出張に引き続き、インド料理を最小にしてお腹を壊さない作戦を実行してみました。

泊まったホテルは、デリー インディラ・ガンジー空港のすぐ近くのAndaz Delhiという、Hyatt系列のホテルです。Aerocityという、建設中のモールの一角にあります。

到着日の夜は、モール内にある、Cafe Delhi Heightsというスポーツバー的なお店で、リゾットとかハンバーガを食べました。写真は、(インド風)天ぷらと、Bira 91というビール。Bira 91は、Delhiのクラフトビールで、今回の旅行出張では至る所で見ました。旅行中に、ほとんどの種類を飲んでみましたが、特に、赤いラベルのBira Whiteが美味しいです。残念ながら現時点では、日本では手に入らなそうです。

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2日目の昼ごはんは、同じモールのフードコートでカレーを食べました。Tokyo Tableというお店。店員さんは浴衣を着ていて、さん付けで名前を読んでくれます。お客さんの半分くらいは日本人でした。味は、うーん、まぁこんなもんですかね。フードコートだし。

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その日の夜は、泊まったホテルのHong Kong clubという広東料理店。下の写真のガラス張りのところがお店です。写真を撮り忘れましたが、味はとても良かったです。日本で食べても普通に美味しいレベル。ここにもBiraビールは置いてありました(というか、ホテルの冷蔵庫に入ってるビールもBiraでした)。お値段はちょっと高くて、飲茶とチャーハンを軽く食べて、一人5000円くらいでした。

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一応、インド料理も食べました。Farzi Cafeというオシャレカフェ。

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インド風天ぷらもオシャレになってます

今回も無事に帰国しました。

(おまけ : インドの犬は幸せそうです)

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エルサレム旅行のススメ

イスラエルに遊びに行ったという人はあまりいない気がするのですが、イスラエル、特にエルサレムはとてもいい所だと思うので、旅行先の候補に入れてみてはどうでしょうか、という話です。

まずイスラエルへの行き方ですが、日本からは直行便がありません。これが多分最大のボトルネックです。僕は、ANAで行ったのですが、ブリュッセル経由で20時間くらいかかりました。朝11時成田発の飛行機に乗って、テルアビブ空港に着くのが日本時間の午前7時です。。でも、航空会社を選ばなければ、ワルシャワ経由とかイスタンブール経由とかで、16-17時間で行けそうです。ヨーロッパ旅行のついでに行けばよいかもしれません。

多分、次に気になるのは安全面だと思いますが、行ってみた感じ、普通の外国の安全度という印象です。実際、外務省の海外安全情報を見ても、パレスチナ以外はレベル1で、インド全域と同じくらいのレベルです。ロケットが飛んで来るかもと心配かもしれませんが、パレスチナから飛んで来るロケットの威力は現状相当弱いです(wikipediaのカッサームロケット参照)。あるイスラエル人は、直撃しなければ死なない、大きな石を投げてくるのと同じ、と言っていました。しかも、飛距離が短くて、現状ガザ地区から発射されるので、エルサレムとかテルアビブにはそもそも届きません。もちろん状況は変わりうるので、将来どうなるかは分かりませんが。

さて、イスラエルに行くとしたらまず訪れるべきはエルサレムでしょう。その中でもハイライトは旧市街、城壁に囲まれた1平方キロメートル弱のとても小さな区域で、半日あればぐるっと観光できます。

まず、街の風景がとてもきれいです。エルサレムの建物は、エルサレム周辺で取れた石を使って建てなければいけない決まりになっているので、街並みが薄いベージュ色に統一されています。

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エルサレム旧市街のすぐ外のブランドショップが立ち並ぶエリア。この通りは、第一次中東戦争時は最前線で、建物の上にはイスラエルとアラブ双方のスナイパーが陣取っていたらしい。

旧市街は、4つの区画に分かれていて、ユダヤ人、イスラム教徒、キリスト教徒、アルメニア人が住んでいます。街の雰囲気がそれぞれ異なるので、街歩きが楽しいです。

その中でも、見どころの一つは、ユダヤ人地区にある嘆きの壁。壁に手と頭をつけて祈っている人、壁の前においてあるプラスチック製の椅子に座って経典を読んでいる人、グールプで輪になって経典を詠唱している人、それぞれのスタイルで祈りを捧げていました。

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嘆きの壁は近くから写真を撮ることは禁止されている。男性は左、女性は右に分かれて入る。

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キッパ(頭に乗せる帽子のようなもの)を持っていない人には、無料で白のキッパをくれる。ちなみに、頭が隠れていれば、キッパでなくても野球帽でもよいらしい。

イスラム教徒地区に行くと雰囲気はがらっと変わって、沢山の商店と人でごった返して活気があります。しぼりたてザクロジュースを飲んだり、お菓子を買ったりしながら、ブラブラすると楽しいと思います。観光客向けの店も多いので、あまり高いものは買わない方よいかも。

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最後に、エルサレムはネコの多い街です。イギリスがこの街を占領したときに、ネズミが多いのでネコを持ち込んだのが始まりだとか。いたるところでネコを見かけました。

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