今年は、梅シロップを漬けてみたり、らっきょうを漬けてみたりしたので、ぬか漬けもやってみたいなぁとしばらく考えてました。問題は出張。1週間くらいの出張は時々あるので、それが乗り切れないとつらいなぁと。
しばらく前に、出張問題は解決しないまま、なんとなくぬか漬け生活を始めてしまいました。道具として買ったのは、野田琺瑯のぬか漬け美人という商品。冷蔵庫で保存して、毎日混ぜなくてもよいという謳い文句のぬか漬け容器です。ぬか漬けは初めてだったので、ぬか床も、よく一緒に購入されている商品と勧められていた河村さんちの鉄粉ぬか床というのを買ってみました。これは、水を入れるだけでぬか床ができてしまうというモノです。
(余談) このぬか床は食塩とか昆布とかが入っている優れものなのですが、(当たり前ですが)塩分量が調節できないという制約があります。例えば、NHKのtimeless kitchenという番組で紹介していた、奥村彪生さんのレシピは、塩分は糠の10%程度です。奥村さんによると、冷蔵庫でぬか漬けを作る場合は、殺菌のために塩分濃度を高くする必要がないので、10%程度でよいということでした。次回は、一からぬか床作ってみたいなぁと思います。
で、肝心の出張はどうなるのか、という話。先週、一週間の出張に行ってきました。事前にやったことは特になくて、中身の野菜を全部取り出して空にして、ぬか床を混ぜただけです。
これが、出発前の様子(出発前日の日曜日の夜)。
で、これが、帰宅後の様子(ちょうど一週間後の日曜日)。
ほとんど変わりありませんでした。この後、一回だけ漬けてみましたが、特に変わった感じもしなかったです。
※後日、2週間の出張にも挑戦して見ましたが大丈夫でした。
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(2020-10-10 追記) その後、何度も試していたのですが、ぬか床が古くなってきたときに1週間以上放置すると、表面が灰色っぽく変色してしまう現象に悩まされました。よりより解決策は、ラップで蓋をするというシンプルなものでした。できるだけ空気を抜いた状態でラップをするようにすると、1週間後でもほぼ何も変わらない状態でした。


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